直前予約 山形・銀山温泉 大正浪漫と郷愁と 雪降りしきる温泉街

銀山温泉の見どころは
温泉街にガス灯が灯る頃の風景…のみ！
そう思って出かけた方がいい。

何もないと思っていけば
些細な“何か”があるだけで
旅はとっても楽しくなるから！

 

銀山温泉の見どころNo.1

この景色！
降りしきる雪
立ち上る湯気
ガス灯のあかり

↑夕暮れ後、マジックアワーより少し遅くなってしまった💦
もう30分早くスタンバイすればよかったかも？！

↑22時前、ひと通り減少、雪がみぞれに変わっていく…
ライトアップは22時まで

↑翌朝、11時頃、積もりそうな雪が降りしきる、今日は一日雪予想

↑銀山荘の姉妹館、別館古勢起屋！

みんなこの景色に魅せられて
当地に足を運ぶはず。

古くはNHKドラマ「おしん」の影響で
最近では「千と千尋の神隠し」や
「鬼滅の刃」のモデル地ではないか
といった聖地巡礼でも人気の温泉街。

日本人でも古い木造家屋に
住んだことのある人は
もう少なくなってきているはず。

両親世代が最後かなぁ…
祖父母の家は最初の最初は
囲炉裏や土間のある家でした。
私もギリギリ知ってる世代なんだなぁ。
なんだか感慨深い。

さて！

 

夜間の風景は宿泊者しか撮れない？！

夜間の風景を撮るには
日帰りではなく
宿泊予約をする必要あります。

冬季はマイカー規制がされており、
日帰りの場合は
バスを利用するしかないのですが、
日帰りバスは夜間はありませんので
夜間の景色は宿泊者しか撮れません。

極寒の地ですので
宿無しで行くなんて
無謀なことは絶対NGです！

宿が少ないのでツアーではなく
少人数で宿泊予約を試みてください。

とはいえ冬は日没も早いので
マジックアワーの頃合いで
写真だけ撮るなら日帰りでも十分あり。

ちなみに、銀山温泉公式サイトはこちら！
凄くきれい。よく確認していきたいところ。

 

日帰りで行くなら？

こんなバスツアーがでてますよ！

外国からの観光客のみなさんもかなり多い。
これはアニメの影響かおしんの影響か？！
欧米の方もアジアの方も世界各国からいらしてる印象。
タイから来ている一団もいらっしゃいました。

ちゃんとスノーブーツを履いて
手袋してる方もいれば
素足に、手袋なしの方も！？！？

寒くないのかな？と思ったんですが、
楽しそうに観光してました！^^

雪自体が珍しいのかな？
楽しんでてよかった！
でももしこれから行くなら
無駄になってもいいから
冬の装備をしていってね。
真冬は凍えるよ！

ホテルでの日帰り温泉は
ほぼ中止されているみたいだから、
温泉に入りたいのであれば
可能な限り宿泊予約を！
せっかく温泉に入るなら
いい温泉に長くつかってほしい！

 

銀山温泉、オーバーツーリズム気味？！

銀山温泉街は小さな温泉街です。
それも旅館が軒を連ね、
小売店が少しあるばかりの温泉街。

イメージを膨らませるために地図を！

↓銀山荘から銀山温泉街、白金公園までの経路全体像

銀山荘から温泉街までは徒歩5分ほどかかります。
けれどもその温泉街の端まで歩いて行っても10分足らずです。
意外と小さな温泉街だと思いませんか？

 

↓銀山荘から銀山温泉案内所まで徒歩5分、400ｍ

銀山荘から銀山温泉案内所までは徒歩5分。
しろがね橋の袂まで下りの道を歩きます。

冬は雪が積もった道ですので
ちゃんとした靴で行きましょう！装備大事！

↑こんな道を歩きます。
吹雪いてるとこんな感じ。
銀山温泉が見えませんね。
いやほんとちゃんとした装備で行こう！
※参考までににゃんの装備はこちら！忘れ物対策にちらっと確認！

 

↓銀山温泉案内所から白銀公園まで徒歩5分、350ｍ

そう、温泉街は350ｍしかない！！
川を挟んで両側に小道がある
ギリギリ小さい車が通れる程度
ここを車が通るのか？と驚く小道。

観光ルートは
銀山温泉案内所から白銀公園まで
行って戻ってくるルートのみ。

どう考えても狭い…！
ここに観光バスが押し寄せたらどうなるか？

想像に難くないでしょう。
…ひと溢れ気味です。

加えていうなら
観光ガイドの銀山温泉特集は4ページ
紹介できるものは4ページしかない！
（るるぶとことりっぷを確認済）

 

しかしゴールデンタイムがある？

銀山温泉は今
どう贔屓目に見ても
オーバーツーリズム気味…
街が疲弊している気がする。

350mしかない温泉街に
たくさんの人が訪れても
空間的にさばききれない。

これは困った問題だなと思った。

銀山が閉山して
温泉街として
観光を生業にしてきたのに
今度はひとが多すぎて
観光業にも辟易する
かと言ってそれをやめたら街が廃れる

たくさんのよい口コミとともに
びっくりするぐらいよくない口コミの数々

接客の良し悪しも
余裕のなさからくると言えなくもない。
混んでるところに行くのは考えもの。
これはどうしたらいいんだ…。

しかして、

そんなオーバーツーリズム気味の
銀山温泉にも空白のような
静まり返った空いている時間がありました！

お昼前の時間、バスツアーもなく、
多くの宿泊客は朝の送迎バスで下山済みで

(温泉街の他に観光スポットもないので
みんな見るもの見たらサクッと帰る)

信じられないくらい閑散としてました！

ライトアップ終了の22時前ですら
そこそこひとはいたのに。

↑そりゃ人もいないか、吹雪いてるな…ｗ
装備があれば大丈夫！
そして降りしきる雪はいい絵になります。
写真だけでも寒く感じるいい景色！

お昼前は喫茶店の行列も解消
お土産屋さんも閑散
豆腐屋も呼び鈴を鳴らさないと
店員は出てこない状態
足湯も広々お使いください状態

 

↑昨日は長蛇列で並ぶ気にもならなかった豆腐屋さん
味はいたって普通の湯豆腐でしたｗ
ここでは寒いから温かいものに価値がある感じ。

↑cafe・酒茶房クリエ、1階店内からの風景。
席数が少ない喫茶店。利用時間は最大1時間。
だけどほとんどの方が1時間以内に出ていく。
先頭に並んだのなら待ち時間は最大1時間。
私たちは2回転めに入りました。
オープンとともに入ったであろうお客さんの次。
私たちの後は3組くらい通されましたが、
その後列は消えてなくなりました。

↑コーヒーとスコーンとプリンを頼んでみました。
正直にいうなら味はいたって普通。
ここでは温かい店内が奇跡の価値。
看板メニューの焼きココアにすべきだったか？！

せっかくだから
写真だけじゃなくて
この温泉街にお金を落としていける
何かがあるといいのになぁ。
そしたらwin-winになれるのに。
もったいない！(一観光客の感想)

そんなこんな
えーと、昨日の喧騒はどこへ？
といった状況でした。

もし時間に余裕のある方は
宿の送迎バスを一本遅くして

温泉街しかない銀山温泉を
のんびり過ごしてみてはいかがでしょう？

そう、どこにも居場所がなくても
ホテルのロビーに戻ればいいので
ホテルのロビーが広い
銀山荘はおすすめですね。

帰りのバスは
チェックアウトしてすぐの10時半と
お昼過ぎの12時半でしたよ。

私たちは雪だし大石田駅でも
何もできないだろうからと
のんびり行程で満喫してきました♪

 

まとめ

銀山温泉は小さな温泉街。
大変混雑しているので必ず宿泊予約を！
可能なら平日予約をおすすめしたい。
宿泊翌日の空いている時間帯を味わえたら◎

銀山温泉街の大正浪漫で
ノスタルジー溢れるレトロな風景
一生に一度は見てみたい景色
確かにいい！

確かにいいが
日本には他にもたくさんのいい温泉
観光スポットがある！

あまりの混雑で宿が取れない時は
ぜひ他の観光地にも目を向けてみたい。
今やすいてることが価値かもしれない。

直前予約でも楽しめた銀山温泉ですが、
オーバーツーリズムを体感して、
今後の旅行計画を考えさせられる
旅ともなりました！

行くなら平日！閑散期！

 

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