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【山】らくらく絶景!千畳敷カール・木曽駒ヶ岳登山【山小屋ホテル編】

【山】らくらく絶景!千畳敷カール・木曽駒ヶ岳登山【山小屋ホテル編】

同行者への事前説明

山小屋に泊まったことのない夫には、
ひと昔前の山小屋の常識を事前に伝えておきました。

山小屋は畳半畳が寝床で、
隣には知らない人が寝るのが当たり前…

子供の頃の家族で
雲取山(東京最高峰)登山に行ったとき
家族4人で布団は2枚
子供たちは両親に挟まれて寝ましたが、
両親のすぐ隣は全く知らない人…
それは驚きの山小屋の常識でした。

それに比べてホテル千畳敷
個室があり大浴場がある、
トイレが共用とはいえ
山の上に水洗トイレがあるなんて奇跡と。

そんなふうに伝えておいたので
ホテル千畳敷の評判は上々です。
実際とっても快適でした!

山小屋ではないんですが、
通常想像するホテルでもないので、
期待値コントロール大事です。

↑晴れていれば、窓から、目の前に千畳敷カールが見渡せる最高のロケーション✨

 

ホテル、昔と今の違い

昔、家族でホテル千畳敷
泊まったときの写真を見返すと、
当時はもう少し山小屋感が強かったかな。

写真の中の私は和定食を食べていて、
部屋では浴衣を着ていました。
部屋には今と変わらない
冬用ヒーターも写っていました。

現在は食事処もきれいにリニューアルされ、
今どき感を感じるレストランになっています✨

↑下山後にコーヒー。

↑南アルプス方面を見ながら。

カフェメニューやお土産もおしゃれに進化✨
初心者や高齢者、「山小屋はちょっと…」
という方にもおすすめできます。

もちろん!
ちょっといい山小屋くらいにしか言わない!

ホテルで受けられるサービスは受けられない
と思ってもらわないと困る。

2612m地点で暖かいお風呂、お布団が
あるだけで充分贅沢!

そんな考えでいれば、
こんな素敵はホテルはないです!

↑つい買ってしまった雷鳥のカラビナ✨
か、かわいい。使い勝手は…?

 

お風呂

2612m地点で暖かいお風呂に入れます!
登山後にひとっ風呂なんて素晴らしい。

食事後にお風呂に入ったのですが、
部屋数が少ないからか?混雑なく快適でした。
シャワーは3つだったかな。
温泉ではないけど、充分すぎるでしょう。

↑この日は満月で、写真は撮りそびれてしまったけれど大きな満月が一瞬見られました🌕

夕食

山の上とは思えないおしゃれメニュー✨

↑こんなにおしゃれになってるとは!

↑ローストビーフに星型にんじん!

↑ええ?こんなにあるの?

↑山と雲と空のデザート、可愛すぎる!

欲張って食べちゃいました。
おなかいっぱい。

朝食

朝食も美味しい!

(行動食へ変更も可能だけど、もったいないな)

2612m地点で暖かいお風呂と布団があるだけで充分贅沢なのに、
食事もおしゃれでテンションあがりました。
2泊してたら、ごはんはどんな風に変わったのだろう。気になるところだ。

本当に「ちょっといい山小屋」くらいの期待値で来れば、この上ない満足度です。

 

悪天候と判断

今回は安全第一の計画で2泊の予定でしたが、
チェックイン時にスタッフの方から

翌日は荒天でロープウェイや
路線バスが止まる可能性あると聞きました😨

・ロープウェイが止まると安全確認まで動かない
・路線バスも雨量制限で通行止めの可能性あり

全国的に線状降水帯ができ明日は大雨予報

そんな状況でしたので下山を勧められました。
「キャンセル料不要・翌朝判断でOK」との神対応でした。

 

下山の決断

翌朝の千畳敷は雨・風・霧の悪天候。
とても山登りはできない。(私たちレベルでは)
霧で昨日は見えていた峠なんて全く見えない。

朝7時の段階で、
上の山小屋やテント場から
下山してくる猛者たちが多数。
朝一番のロープウエイを目指して下ってきます。

なかなか凄い…。
雨の中降りてくるの大変だったろうな。

午後に向けてどんどん
天候は悪くなりそうでしたので、
早めのチェックアウト、
9時前に下山することにしました。

↑ロープウエイ乗り場、風が強く寒かったです。
霧に包まれる中、無事下界に下ろしていただきました。

大変お世話になりました。
ありがとうございました。

そして結果的にこれが正解でした。
その日の16時からロープウェイ運休
翌日以降も路線バス雨量制限で通行止め

もし残っていたら、
下山できないところでした…。

そんなこんな滑り込みセーフの
初心者夏山登山となりました。
夫を連れていけてよかったな。

 

まとめ

千畳敷カール・木曽駒ヶ岳は、
ロープウェイで楽々アクセスできる
3,000m級の絶景スポット。

安全第一で計画すれば、
初心者からベテランまで楽しめる山です。

そうそう、登山ガイドに木曽駒ヶ岳は
初級、初心者向けと書いてあるんですが、
これ誤解を生む表現だなと最近気づきました。

よく考えてみて…エベレストが「上級」で、
晴れの日の木曽駒ヶ岳が「初級」である
ということなんですよね。きっと。

岩場もあるし、急な登り坂も続きます。
体力自慢の普通の人には「初級」です。

が、運動とは無縁、階段で息が上がる場合は、
事前にトレーニングしておいた方がいいし、
逃げ場のある低い山を登っておくのもおすすめ。

因みに高尾山の1号路は比較的楽に登れますが、
筑波山は岩場が多くて降るだけでも結構大変。
行きも登るともっと大変。

「初級」という言葉の罠じゃないか?!と思った次第です。

そんなわけで初級といっても
油断せず、きちんと準備して、
絶景の木曽駒、機会があったらぜひ!

私も快晴の千畳敷・木曽駒ヶ岳が見たいので
また季節を変えていってみたいな。

以上、駆け足で千畳敷カール・木曽駒ヶ岳レポートでした。

 

【最後に】
・千畳敷カール・木曾駒ヶ岳(百名山)は初心者でも上ることが可能。
・ホテル千畳敷を利用すると行程が楽に!(子供・高齢者・初心者に優しいプラン)
・ホテル予約は6か月前1日から!
・バス待ち渋滞に巻き込まれないためにJR駒ヶ根駅からのバス乗車がオススメ!
・ロープウエイ&バスチケットは電子チケットの事前購入が楽ちん。

誰かの何かの参考になれば幸いです✨

準備編【山】らくらく絶景!千畳敷カール・木曽駒ヶ岳 夏山登山【準備編】

登山編【山】らくらく絶景!千畳敷カール・木曽駒ヶ岳 夏山登山【登山編】

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